2017年11月9日〜10日
二日間にわたる、ISO 9001内部監査員養成講座 2DAYSが終了しました。
今回の講座は、1日目・監査の概要と視点、2日目・監査報告や処置、フォローアップなど、内分監査員に要求される判断力や考察力、観察力を学んでいきました。
「実際に出来上がった商品の品質に何か不備があった時、今後の品質管理体制の見直しをどうするか?どこまでを良しとするか?自社にどのようなメリットがありデメリットが発生するか?」といった演習を行いました。
ISO内部審査員というと、いかにISOのコンサルタント向けに体裁を整えるかといった部分に目が向けられがちです。
しかし、本来の目的は継続的に改善を試み、顧客満足へつなげるかという点です。
後半は各グループに分かれ、継続的改善に向けて内部審査員がいかに改善テーマを発見し、社員皆が自発的に改善に向けて取り組んでいくという、自社の場合を想定しての話し合いをしました。
臨機応変さが求められる現場で、皆さんは自身の経験を元に演習事項へと記入をしていましたが、やはり難しいようです。
一人で社内の体制を変えるのは困難ですが、社員一人一人が真摯に取り組めば色々な変化があるかもしれません。