令和元年度の「工具と木工体験教室」のレポートです。
講師は、Joyful喜一ホールディングス株式会社の谷本さんです。
まずは体験教室を始めるにあたり、3つのポイントの話がありました。
①工具の歴史
②東大阪と私たちの会社について
③工具と安全について
【①工具の歴史】 について、とてもわかりやすく資料を用いて説明してくださいました。約46億年前に地球が誕生し、その後約700万年前に人類が誕生しました。進化して人類は生活のために工具を使うようになったのです。そんな工具も、時と場合によってサイズや使用法が異なります。そんな話も子供達にとてもわかりやすく説明されていました。
【②東大阪と私たちの会社について】 「東大阪はどんなことで有名でしょうか?」そんな質問に、もちろん子供達は「工場の町!」「ラグビー!」など、講師が望んでいた回答をしてくれました。ちゃんと自社についての説明もしてくださいました。どんな会所の人がどんな目的で体験教室を行うか説明することはとても大切ですね。
【③工具と安全について】 実際に工具を使うとなれば、安全対策が必要となります。谷本さんがこの体験教室の講師を始めてから1000人以上の子供達に指導してきましたが、怪我をした子はいなかったようです。ルールを守り、仲間と協力して行うモノづくり体験は子供達の記憶に間違いなく残るでしょう。
キットが配られました。1班5〜6人までのグループに分かれ協力して作業します。
中身を出して、材料の確認です。
「それでは説明書見てひと工程ずつ、協力して作業していきましょう。」
ここからは手順に従って作り上げていくのですが、さすが六年生!!
チームリーダーを中心に、作業を進めていきます。もちろん、講師の話も聞きながら、本当に素晴らしいチームワークでした。そして、男女の仲が良い!日常のクラス風景が想像でき、心温まる気持ちで取材しました。
穴にしっかりネジをとりつけるには、友達に支えてもらった方がやりやすい。基本は2人ペアで作業をするのですが、他の友達もちゃんと手を差し伸べています。
一時的に手持ち無沙汰になる子も、紙やすりでパーツを磨いています。
立体的になり、ネジを回す時に力が入りにくくなってきました。でも、コツをだんだんと掴んできてますよ。
班ごとに最後の仕上げです。
左端の車は↓色を塗っていませんが、車の背面にプレートが貼り付けられていることにお気付きですか?そうなんです!この班は、釘穴のない位置に赤いプレートをつけるために、工具を持ち替え、悪戦苦闘していました。
オリジナルの作品が完成です。
時間内に完成し、チームワークをしっかり発揮してくれました。