モノづくり体験教室　SDGsまんげきょう作り体験教室 in2025

NPO法人東大阪地域活性化支援機構では、東大阪のものづくりの力を生かしたキャリア教育の一環として、「海洋プラスチックを使った万華鏡づくり体験教室」を開催しました。

身近な素材から新しい価値を見出す体験を通して、子どもたちは“モノづくり”と“環境”のつながりを感じ取っていました。

今回の主役は、海辺に漂着したプラスチック片です。

美しい海を脅かす存在でもあるそれらを、洗浄・加工し、再び「光を映す素材」として生まれ変わらせました。

子どもたちはカラフルなプラスチックの欠片を手に取り、「これが海に落ちてたん？」「こんなにきれいになるんだ！」と驚きの声をあげていました。

講師を務めたのは、「クラフテリオ」のブランド名で、学校教材を作るメーカー、（株）サンワ様。

（株）サンワ様にとって、万華鏡という商品は、創業当時の商品として、とても思い入れのあるものだそうです。

万華鏡は、筒をのぞくと、海洋プラスチックのかけらが光の粒となって広がります。
同じ素材でも、見る角度や光の入り方によって全く違う模様を生み出すします。

万華鏡本体の筒の部分には、オリジナルの絵を描いていきます。

子どもたちはカラフルなプラスチックの欠片を手に取り、「これが海に落ちてたん？」「こんなにきれいになるんだ！」と驚きの声をあげていました。

「海のゴミが、きれいな模様に変わるんや〜！」 と、万華鏡づくりの体験が、環境への気づきへとつながりました。

今回の体験は、単なる工作ではなく、「つくること」と「まもること」の両方を学ぶ場でもありました。

NPO法人東大阪地域活性化支援機構では、今後も地域企業や教育機関と連携し、環境に配慮したものづくり体験を続けていきます。

自分の手で作り、作りながら感じる――そんな学びが、子どもたちの未来に、クリエイティブな芽を育むことを願っています。