東大阪のものづくりキャリア教育|図面は、モノづくりの共通語|作図・サイコロを作ろう体験教室 In 2026

東大阪のものづくりキャリア教育|図面は、モノづくりの共通語|作図・サイコロを作ろう体験教室 In 2026

2026年9月25日、玉川小学校の5年生のみなさんと一緒に、「作図・サイコロを作ろう!」体験教室を開きました。講師は、長年ものづくりの現場で図面と向き合ってきた森本先生と野口先生です。

最初のスライド

日本のものづくりは、世界一

授業は、こんな問いかけから始まりました。

「日本のものづくりは、世界一と言われています」

スクリーンに映ったのは、新幹線。自動車や、毎日の暮らしに欠かせない電化製品も、日本のものづくりが支えてきたものです。そして、そのどれにも欠かせないものがある。それが「図面」だ、と先生は話します。

新幹線のスライド

「鋲螺」って、読めるかな?

黒板に書かれたのは、「鋲螺」という二文字。

読み方は「びょうら」。ねじや鋲(びょう)など、ものとものをつなぎとめる部品をまとめて呼ぶ言葉です。東大阪は、このねじの町としても知られています。見慣れない漢字に、教室のあちこちから「なにそれ?」という声があがりました。

黒板の「鋲螺」

立体を、平らな紙の上に描く

ここからが本題です。

最初に学んだのは「第三角法」。立体を正面・上・横から見た形に分けて、平らな紙の上に描きあらわす方法です。図面を描く人も、それを読んでつくる人も、同じルールで描かれているから、言葉がなくても形が伝わります。

第三角法のスライド

配られたワークシートでは、投影図を色分けしながら、「この形を上から見るとどれ?」というクイズに挑戦。はじめは手が止まっていた子も、見方のコツがつかめてくると、どんどん鉛筆が進んでいきました。

ワークシートに取り組む様子

サイコロの目は、どこに貼る?

次は、いよいよサイコロづくりです。

サイコロは、向かい合う面の目を足すと、かならず7になります。1の裏は6、2の裏は5、3の裏は4。投影図を見ながら、どの面にどの目が来るのかを考えて、丸いシールを貼っていきます。

サイコロの目の位置を説明する様子

何色を使うかは自由です。ピンクと水色、赤一色、カラフルな虹色。同じサイコロでも、ひとつとして同じものはありません。

できあがったサイコロ

等角図で、立体を描いてみる

後半は、三角の目が並んだ方眼紙と、三角定規を使って、自分の手で立体を描きます。

「単位の1cmは、10mm」。先生の声に合わせて、定規をあて、1本ずつ線を引いていきます。一辺1cmの立方体を、30度の線で組み立てていく「等角図」という描き方です。

等角図のスライド
先生が机を回って教える様子

線が1本ずれると、立体はすぐにゆがんでしまいます。定規を持つ手に、ぐっと力が入っていました。先生が机を一つひとつ回り、「ここから、こっちへ」と手元で教えてくださいます。

方眼紙に描いた立体

描けた!

最後には、サイコロだけでなく、階段のように積み重なった立体まで描けた子もいました。

完成した作図

紙の上の線が、ちゃんと立体に見える。その瞬間の「描けた!」という顔が、とても印象に残っています。

終わりに

図面は、つくる人と使う人をつなぐ、ものづくりの共通語です。今日描いた1本の線が、いつか誰かの「ものをつくってみたい」につながってくれたら、うれしく思います。

東大阪地域活性化支援機構では、これからも地域のものづくり企業や技術者のみなさんと一緒に、子どもたちがモノをつくる楽しさに出会える場をつくってまいります。

講師

NPO法人 東大阪地域活性化支援機構(森本先生・野口先生)
〒577-0011 東大阪市荒本北1丁目4-17 クリエイション・コア東大阪410号室((株)ロダン21内)
TEL:06-6745-2337

▼モノづくり体験教室の詳細はこちらをご覧ください。

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 取材は下記までご連絡下さい。

〒577-0011 東大阪市荒本北1丁目4-17 クリエイション・コア東大阪410号室((株)ロダン21内)
TEL : 06-6745-2337 FAX : 06-6743-0122


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モノづくり体験教室が本になりました

『東大阪モノづくりのDNA』は、東大阪市の歴史と未来をつなぐ一冊です。NPO法人東大阪地域活性化支援機構が20年以上にわたり実施してきたモノづくり体験教室の活動を通じて、次世代の育成に力を注いできた軌跡が詰まっています。