2015年1月24日 日本経済新聞 地方経済面 近畿Bに、「モノづくり体験教室」が紹介されました。
地元企業と行政、そして学校が一丸となって、子供たちのキャリア教育に携わるという、全国でも稀に見るケースとして紹介していただいています。
東大阪市では、当機構が行う市内小学生を対象とした「モノづくり体験教室」、府立布施北高校の「デュアル総合学科」、近畿大学大学院総合理工学研究科「東大阪モノづくり専攻」と、一貫してモノづくりのキャリア教育が行われている町です。
そして、地元の企業が地域のために、そして子どもたちに「モノづくりの楽しさを知ってもらいたい。」という思いで貢献してくださっています。
このような取り組みを、地域をあげて産官学で取り組んでいる町は、日本全国でも大変珍しいということで、日本経済新聞に取り上げていただきました。
〜「キャリア教育」東大阪流 ものづくりもっと身近〜
<<原文 引用 ここから>>
中小企業が集まる大阪府東大阪市で子どもたちの職業観を養う「キャリア教育」の充実へ、企業と学校の連携が進んでいる。
内容は小学校を対象にした工作教室への講師派遣や、専門技術を学ぶ大学院生の受け入れと様々だ。
企業側には自社製品のファン獲得や、ものづくりへの関心を高めてもらいたい次世代の担い手育成につなげたいといった狙いがある。
<中略>
学校を卒業してどの職業に就くかは誰にとっても大きな課題だ。
このために多くの学校が学校教育法に基づいてキャリア教育に力を入れる。
就業体験はその一例だが、布施北高校のように一年間の実習を課すには「かなり進んだ事例で全国でもあまりない」(大阪府高等学校課)という。
東大阪市が企業の集まるNPO法人に市内小学校の体験教室を委ねる例も「他市ではほとんど聞かない」(同市モノづくり支援室)。
教室を運営する東大阪地域活性化支援機構には、九州や北陸などから問い合わせが来るほどの人気ぶりだ。
もっとも東大阪商工会議所の平本善憲専務理事は、積極的に協力する企業はなお少数派という。市内では後継者難などで工場の廃業が相次ぐ。若い世代二モノづくりへの関心を高めてもらうには、企業側の一段の努力が求められる。
(東大阪支局 石川正浩)
<<原文 引用 ここまで>>