2018年09月27日(木)
作図体験教室が行われました。
講師のNPO法人地域基盤技術継承プラザの森本様です。
最初はモノづくりの町東大阪について、身近なものでご説明されました。
みんなが乗る新幹線や自動車に使われるナットやボルト、パッキンは東大阪市の企業が作っているというお話や、昔は生駒山から流れる川と水車の力を利用し、伸線業が盛んだったというお話も同時にされておりました。
クイズで出題された新幹線の車両数や座席数など、大人でもなかなか知らないことを知っているマニアックな学生さんもいました。すごいですね。
さあここからは演習です。
演習用紙を配布し、立体図と平面図の照らし合わせテストです。
各自で生徒さんたちにご用意いただいた色鉛筆で、まず森本先生が指示した通りピンク(無ければ好きな色)で立体図面の一部分を塗っていきます。
演習用紙の立体図の上下左右に小さく矢印が書かれており、立体図を見たときに「正面に見える部分」をピンクで塗ってもらっています。
そして下の図と、上の図で同じ形をしたものをみつけていきます。
色を塗らなくても見ただけでわかる子、色を塗ったあと考え込んでしまう子、様々でしたが、わかる子が助け舟を出して全員がなんとか時間内に解答欄を埋められました。
第一部はここで終了。休憩時間に面白いものさしやクラスで飼育中のメダカを見ていました。たくさん水槽で泳いでいました。動き回るので写真を撮るのは難しかった…これもピンボケしてますね。
第二部スタートです。
製図用の特殊な斜眼紙を配っていただき、本格的な作図体験です。プロも愛用の特殊な定規を二人で一つ使用します。
専門のセミナーなどで実際に受講生に出す問題とほぼ同じだとおっしゃっていました。こんな貴重な体験なかなかできません。
斜めに丸を描いたとき、円がどんな形になっているか。普段意識して見ていませんがこうやって描いてみると大きな発見がありますね。
早い子は次の作図へ移行していました。
こういうの得意?と聞くと「全然そんなことないよ」と首を振っていましたが、やはり立体で物を捉える力、というのは少々個人差があるみたいです。
一体どうすれば培われる能力なのでしょうか?
すごく面白かったのが右下の図。
特に先生から指示はなく時間が余った子は右下も描いてみてね、ということだったのですが、細長い形もいれば、ずんぐりした形もありました。どちらが正解、なんてものは無いので両者に拍手ですが、物を見るときの差なのでしょうか。
とても楽しく勉強になる2時間でした。
森本先生、お忙しい中本当にありがとうございました!
講師企業:NPO法人地域基盤技術継承プラザ様
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