2026年10月8日、小学5年生のみなさんと一緒に、「めっき加工体験教室」を開きました。講師は、東大阪市御厨でめっき加工をしている日清工業株式会社の北岡さんです。

「めっき」って、なんのため?
めっきとは、金属の表面に、別の金属をうすくくっつけること。では、なんのためにするのでしょう。
北岡さんが教えてくれた答えは三つ。見た目をきれいにするため。サビを防ぐため。そして、電気の通りをよくするためです。

身の回りは、めっきだらけ
水道の蛇口、名札の安全ピン、パソコンやスマホの中、車のバンパー。「えっ、これも?」と思うようなものに、実はめっきがされています。ふだん何気なく触っているものの多くが、めっきの技術に支えられているんですね。

北岡さんは、会社が「1番」を目指している理由も話してくれました。1番になると、みんなに知ってもらえる。2番では、知られていないことが多い。ものづくりの会社が、どんな気持ちで仕事に向き合っているのか。その一端にふれる時間でした。

めっき工房で、コインとクリップをめっきしよう
ここからは、いよいよ体験です。使うのは「めっき工房」というキット。めっきするのは、コインとクリップです。


液は三種類。①の透明な液は、汚れや油を落とす「脱脂液」。②の緑の液は「ニッケルめっき液」。③の黄色い液は「金めっき液」です。この順番で、一つずつ進めていきます。

実験のポイントは、「さわらない」「まぜない」「おしつけない」の三つ。液がまざらないように、液を変えるときは筆先も取り替えます。

筆でなでると、色が変わる
電気を流しながら、液をふくませた筆で、コインの表面をくるくるとなでていきます。すると、少しずつ表面の色が変わっていく。銀色になり、やがて金色に。教室のあちこちで「変わった!」「金になった!」と声があがりました。


班のみんなで声をかけ合いながら、順番に、ていねいに。クリップも、金色にめっきしました。

手のひらの、金色のコイン
できあがったコインを、手のひらにのせて見せてくれました。自分の手でめっきした、世界にひとつのコインです。


終わりに
めっきは、ふだん目に見えないところで、私たちの暮らしを支えている技術です。今日、自分の手で色が変わる瞬間を見たことで、身の回りのものが少しちがって見えるようになったかもしれません。東大阪には、こうした技術を持つ会社がたくさんあります。その一つにふれた今日の体験が、いつか「ものづくりっておもしろい」につながってくれたら、うれしく思います。
東大阪地域活性化支援機構では、これからも地域のものづくり企業のみなさんと一緒に、子どもたちがモノをつくる楽しさに出会える場をつくってまいります。
講師企業
日清工業(ニッシンコウギョウ)株式会社
〒577-0033 大阪府東大阪市御厨(ミクリヤ)東1丁目8番28号
TEL:06-6782-8501(代表)
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取材は下記までご連絡下さい。
〒577-0011 東大阪市荒本北1丁目4-17 クリエイション・コア東大阪410号室((株)ロダン21内)
TEL : 06-6745-2337 FAX : 06-6743-0122
みなさまのご支援がこのような活動につながります
- 地域の商工業行活性化支援事業
- 地域人材の育成事業と社会教育支援事業
- 産官学の連携事業支援
- モノ作りの技術支援事業
- 地域の事業、技術継承支援事業
- 創業又は、新事業展開支援事業
モノづくり体験教室が本になりました
『東大阪モノづくりのDNA』は、東大阪市の歴史と未来をつなぐ一冊です。NPO法人東大阪地域活性化支援機構が20年以上にわたり実施してきたモノづくり体験教室の活動を通じて、次世代の育成に力を注いできた軌跡が詰まっています。
