2018年10月10日(水)
アートネジ体験教室が行われました。
講師の川端ネジ製作所の川端謙二様と幸子様です。ご家族で経営されているネジ屋さんです。
川端さんは、当機構のモノづくり体験教室の講師を数十年と務めていただいているベテランさんで、今年もたくさんのアートネジを持って来てくださいました。
こちらは4歳のお孫さんが作られた見本だそうです。ネジを使うだけでなく、穴を開ける作業から全てご自身で行ったそうです。職人の血が受け継がれている気がしますね…。
しかし、はやる気持ちを抑えて、まずはこの授業で学ぶべき事を児童の皆さんに伝えていきます。
今「下町ロケット」という作品で注目されている「モノづくりの現場」。ドラマの中だけの世界ではなく、今も企業の作業現場では同等の事が起こっています。
特に各地に点在するモノづくりの街でも、日本国内で二番目に企業密集度が多いのがこの東大阪です。
川端ネジ製作所さんは、そのモノづくりの街・東大阪でもマイナスネジを作り続けて来ました。
そして謙二様のデザイン力とアイディアでアートネジを開発し、東京の銀座にある商業施設「TOKYU PLAZA GINZA」には約5000本のアートネジがサインディスプレイされています!
そして今回使うアートネジですが、前年度よりも数を多くご用意いただけたようです!
この体験教室、私が取材をするのは今年で2回目ですが、バリエーション豊かなネジの美しさと幸子様の愛らしい笑顔は何度見ても惚れ惚れいたします。
さあ子供達の体験が始まりました。
児童の皆さんが「運動会」をテーマに描いて来た絵へ、アートネジをはめていきます。
まずは見て、選び、楽しむ。
この時の子供達の興味津々な笑顔を写真に収められないのが残念です。
アートネジは一人5つまで。大きいものから小さいものまで数十種類とあるネジを目移りしながら選んで行きます。
無くさないように学校の先生が袋をご用意してくださいました。ありがとうございます。
アートネジを通すための穴はドライバーであけて行きます。えっそこにあけちゃうの!?と思うようなところにもあけていて斬新ですね〜。運動会は走る前緊張でドキドキしますよね。汗や表情で上手く表現されています。
お、面白い…何度見ても笑ってしまいます。作ったご本人も笑っていました。
こうやって見返すと、応援団の絵が多いですね。みんな印象に残った運動会のシーンはやっぱり全学年が一丸となれる応援団なんですね。なんとなくわかる気がします。
最後に「ただの図工作の時間ではない、モノづくりと企業、そして作る楽しさに触れ合ってほしかった」というお二方の願いをお話ししていただき、終了となりました。
私たち事務局ももっとモノづくりに詳しくなりたいと思いました。
講師企業:川端ネジ製作所様
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