令和元年度の「グッズ工作」体験教室のレポートです。
講師は、株式会社美販の代表取締役社長の尾寅さんです。
現在、段ボールケース及び美粧ケースを中心に企画・製造・販売を行う会社です。
今日は、段ボール紙でつくる「ロボットの手」製作の体験教室です。
まずは1人につき、3枚の段ボール紙が配られました。
段ボールには表裏があります。折線の入っている方が裏になります。その折線側が上になるように机上に置きます。つまり裏が表に出るように(表が内側になる)ようにしっかり折り目をつけていきます。
最初は、親指を作ります。
次は中指と薬指です。
しっかりと折り目をつけないと綺麗な指の形にはなりません。ギュッギュッと押して、押して。
人差し指と小指までどんどん折っていきます。
一心不乱に折り目をつける子供達。
親指以外の四指を合体させたら、指を操るための紐を筒の中に入れていきます。
最後に親指を合体させたら、完成です。
そうそう、指がうまく曲がるために関節を曲げておくこともお忘れなく!
じゃんけんをして遊ぶ子、友達の顔をつかもうとする子、それぞれが小さくはしゃいました。
尾寅社長は、最後に「3つの大切なこと」をお話しされていました。
・柔らかい紙でも人に怪我をさせてしまうことがあります。
・しっかり話を聞くことで、作品の仕上がりが変わってきます。
・紙は作り直しが可能なので、失敗しても色々と試してみましょう。
生活の中に身近にある「紙」を使い、新しい感覚を体験した子供達でした。