2019年10月11日(金)バネのおもちゃ体験教室が行われました!
講師はフセハツ工業株式会社 代表取締役 吉村さんです。
今年度からは電子黒板が導入されておりますので、自社説明の動画が鮮明に映っておりました。難易度の高い加工が全自動で行われ、数秒でいくつものバネが完成します。使用される場所は様々ですが、バイクや自転車、髪留め、フェンスなど。
長いものは数メートルのモノもあります。
さて、自社の説明のあとは、モノづくり体験です!
カラフルな色画用紙を、線に沿ってチョキチョキと切っていきます。
黙々とした作業が苦手な子は、手より口が動いていたように思います。「これ全部やるのめっちゃ大変ー!」「やっとここまできた!早い?」と時間内に終わらせようと思って動いている子は作業も早いですね。ここは個性の出るところです。
こういう細やかなモノづくりも東大阪の魅力の一つですが、何よりも作業スピードと精密さを求められる現場。小学生の子ども達はどうでしょうか…?
丁寧に仕事をする子が少し。苦手だけど頑張ってくれていた子が少し。作業が面倒で適当にしてしまう子が大半…という割合でした。
完成したものは坂の上から転がして遊べます。完成したらいち早くみんな教卓の方へ駆けていきました。
少し歪な形で、なんとかつなぎ合わせてみたものの上手く転がらない…という結果に終わってしまった子もいます。適当にしちゃうと結果も思い通りになりません。ですが、失敗を理解し、楽しんでくれたのなら万事OKです!
面白おかしく転がっていくのも、それはそれで有りですよね。
最後に質疑応答の時間で子供たちから質問が。
「全部機械で作るんですか?」。。。人の手で作るものもありますよ!
「バネを作る以外に何かしていますか?」。。。バネを作る機械の組み立てをしています!
「どれぐらい機械がありますか?」。。。現在80台ほどです!
「バネは何種類ぐらい作っていますか?」。。。1万種類ほどです!
「なぜバネを作ろうと思ったの?」。。。祖父が創業者で、これから先、生活に役立つ仕事だと思ったので。
「他にどんなものに使われていますか?」。。。わかりやすいもので言えば、洗濯バサミです!
忍耐力を学べる、とても素敵な体験教室をありがとうございました!
講師企業:フセハツ工業(株)様