2019年11月22日に、「紙は強い!」体験教室が行われました。
株式会社昭和丸筒様は、近鉄奈良線からもよく見える位置に社屋があるため、「あ、知ってる〜!」という声も上がりました。
株式会社昭和丸筒様で作られている紙筒は、実は私たちの日常でよく知っている商品の包装材の芯材として使用されています。
また、包装材だけでなく、ラップの芯材やアイスクリーム屋さんのアイスクリームを入れるケースにも、紙の丸筒が使用されています。
そんな紙の丸筒が、どんな工程を経て作られているのかを、動画で見せてもらいました。
機械で作られる紙の丸筒の作り方は、一見とても難しそうに見えます。
でも、実際はとてもシンプルな材料と工程で出来上がっています。
その作り方を、実際の職人さんに目の前で作る様子を見せていただきました。今回は、その紙の丸筒を使って、手作りのボールペンを作りました。
実際に、材料の紙を手で巻きながら、ボールペンケースを作っていきます。一生懸命巻いた紙も、うっかり手の力を緩めると、あっという間に元に戻ってしまいます。
そのため、何度もなんども巻き直す子どもたちがたくさん!先生に手順を教わりながら、チャレンジしていました。
紙の丸筒が出来上がったら、今度は表面にイラストを描いた紙を貼り付けていきます。このイラストは絵が斜めにカットされていて、きちんと角度を合わせなければ、綺麗に絵がつながりません。
先生に教わりながら、イラストを巻いていきます。実はこの作業は、大人がやっても何度か失敗してしまいます。しかし、職人である先生の手つきは見事で、一回で綺麗に巻いてしまいます。
上手に巻けると、このようにイラストが綺麗に完成します!
ようやく完成した自分だけのボールペン!
苦労した分だけ、出来上がった時の嬉しさは格別です。みんな、楽しそうに絵を描いたりして満足そうな顔でした。
講師企業:株式会社昭和丸筒 様